小さなダビデ 2009 5 23

 日本人は、1990年代の「失われた10年(不景気)」、
そして、この度の金融危機と世界同時不況で、
すっかり自信を失ったように見えます。
 確かに、企業は大赤字、個人も資産を減少させ、
金融的には、失うものが多かったかもしれません。
 しかし、勇気まで、あるいは自信まで失う必要があったでしょうか。
お金がなくなったら、勇気まで失った、自信まで失ったというならば、
それは、偽物の勇気、偽物の自信だったと言えるでしょう。
 「小さなダビデ」という言葉は、日本人には、ピンと来ないでしょうが、
欧米人には、その意味が、すぐ、わかるでしょう。
 日本は、地球儀で見れば、
国土は小さく、しかも、ほとんど山間部となっています。
その上、資源もないのです。
 それでも、日本は、「小さなダビデ」です。
「小さなダビデ」の物語は、旧約聖書の「サムエル記 上」にあります。
 勇気と自信が、新しい道を作る。

















































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